宗教法人 自生常樂会

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2025年12月15日/あいリレー福祉事業グループ合同法要会(石岡研修道場晋山荘)

今年亡くなられたあいリレー事業所ご利用者の方々のご冥福をお祈りする「あいリレーグループ合同法要会」が執り行われました。

ご供養者は26名、本年は各事業所の職員16名の他、6名のご家族にご参列いただき、今年で12回目になります。

 

説法

合掌

今年亡くなられた施設利用者様方々の追善(ついぜん)法要(ほうよう)を行いました。

先ほど皆さんと一緒に読んだお経は、お釈迦様が晩年に説かれた「法華経」にあるお経です。法華経の中でも一番大事な「妙法(みょうほう)蓮華(れんげ)経(きょう)如来(にょらい)壽量品(じゅりょうほん)第十六」の偈(げ)で、私たちは「自我偈(じがげ)」と言っています。

このお経で、お釈迦様は、私はもうじき死ぬけれども、死ぬことは実は方便なのです、すなわち仮の姿ですよ。私はずっとはるか昔からいたのだけれども、まだ私の教えを信じない人がいる、だから一度身を隠すのです。でも本当に私に会いたい、私の教えを聞きたいと強く思う人の前には姿を現しますよ、と言っているのです。

このお経をなぜ追善法要で皆さんと一緒にあげたかといいますと、私ももう77歳になります。あと何年でしょう?同期の友も少なくなってきましたし、同年齢の有名人の訃報もよく耳にするようになりました。私ももう直かな、と思ったりします。そうなると何を心配するかというと、残される者の心配をするのです。息子はもう50歳にもなりますが、それでも大丈夫かな?ちゃんとやっていけるかな、そして孫たちは勉強しているかな、困っていないかな、いじめられていないかな、と心配するのです。

人は誰でも亡くなります。先ほどのお経では、お釈迦様は方便で姿は消すけれども、たくさん思ってくれたら姿を現しますよ、とおっしゃっています。

そしてもう一つお釈迦様の大切な教えがあります。それは「生きる」ということです。命ある者は頑張って生きなさい、とお釈迦様は言っています。「生きる教え」でもあります。
生きている者は頑張って生きる、大変なことがたくさんあっても力を合わせて頑張って生きていくのです。亡くなる人は残される者の心配をします。でも、それを聞けば安心して逝けるのではないでしょうか。

生きていくことは大変なことです。その生きざまを子、孫、後輩、そして何かの縁で一緒に仕事をしている仲間に見せられたらいいな、と私は思っています。
この合同法要会をなぜ行っているかと言いますと、職員はご利用者様が亡くなられた時でもなかなか追悼の意を表す機会がありません。といいますのは日々その時その時、他の利用者様の介護に従事しなければならないからです。年に一度ではありますが、この合同法要会を行うことで、職員が手を合わせ、亡くなられた方の供養ができるのです。ご家族の皆様にもご理解いただければと思います。

今日はお参り有難うございました。

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